Chromium 版 Microsoft Edge でプロファイル毎のショートカットを作成する
やりたいこと
Microsoft Edge (Chromium 版) ではプロファイルを作成することができます。
プロファイルを作成することで同じサービスに複数のユーザーでログインすることが多い方はブラウザを起動してプロファイルを選択するだけで、任意のユーザーでログインして操作することができます。
今回は Edge を起動するときに任意のプロファイルで起動できるようにそれぞれのプロファイルが適用されるショートカットアイコンを作成します。
前提
本記事を書いた時点でのバージョンは以下の通り。
準備
- Microsoft Edge でプロファイルを作成しておきます。
- デスクトップに Microsoft Edge のショートカットアイコンを作っておきます。
手順
- エクスプローラを開いて、以下のフォルダーにアクセスします。{ユーザー名} はログインしているユーザー名が入ります。
C:\Users\{ユーザー名}\AppData\Local\Microsoft\Edge\User Data
- 前項でアクセスしたフォルダーの中に Profile 1 等といった Profile に数字がついたフォルダーがあると思います。このフォルダーがプロファイル情報を格納しているフォルダーになります。以下の環境だと Profile 10 などが該当します。
- 事前に作っておいたデスクトップショートカットを右クリックし、プロパティを開きます。
- ショートカットタブにある "リンク先" には Edge の起動ファイルが指定されているので、以下のようにプロファイルディレクトリ名を追加してあげます。
"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe" --profile-directory="Profile 1"
ここまでの手順でプロファイル毎のショートカットキーが作成されました。うまくいっていればショートカットアイコンから Edge を起動すると指定したユーザープロファイルが適用されます。
プロファイルのディレクトリ名は Edge の表示名を変更しても変更されないので、注意してください。どのプロファイルがどのディレクトリに対応しているかはわかりづらいですが、プロファイルディレクトリの中のアイコン (Edge Profile.ico) とかを見てみると参考になるかもしれません。